意欲的ではあるものの出来の悪いこの野球シミュレーションゲームでは、プレイヤーはまずエキシビションモードかシーズンモードを選択し、Major League Baseballを緩やかにモデルにした26チームの中から1つを選ぶ。選手名は実在のものに似ているが、若干異なっている。ゲームの視点は三人称視点の外野からホームプレートに向かって見る形式となっており、従来のホームプレートから外野を俯瞰する視点とは大きく異なる。視点はボールがどの塁の近くにあるかによって切り替わる仕様だ。これにより守備プレイが非常に操作しづらくなっている。視点ごとに各塁への方向キーが変わるだけでなく、走者の位置を確認するためのキーが従来とは逆の方向を向いているため、走者の状況や進塁を素早く把握することが難しい。外野からボールを内野に投げる際に視点が頻繁に切り替わるのも助けにはならない。とはいえ、守備そのものは悪くなく、野手はそこそこ動け、それなりのスローイングパワーを持ち、ダイビングキャッチも可能だ。しかし打撃はほぼ運任せと言っていい。