これは典型的なファンタジー系アクションゲームで、主人公が邪悪な魔法使いから囚われの姫を救い出すという内容だ。プレイヤーは短めながらもそこそこ丁寧に作られた横スクロールのステージを進みながら、盗賊やドラゴン、下位の魔法使いといった敵を倒していく。なかでもピンク色の鳥頭の人型クリーチャーなど、個性的な敵キャラクターも登場する。グラフィックはこのデベロッパーにしては意外なほど及第点で、音楽はループが早すぎるものの、少なくとも耳障りではない。ステージ全体の作り込みはやや物足りないが、夜の街や野原の風景、そして砦の内部など、グラフィック担当が一人だったことを考えれば十分に健闘していると言えるだろう。ただし残念なことにコントロールが少々滑りやすく、敵との戦闘中や精密なジャンプを要求される場面で落とし穴に落ちてしまうことが頻繁に起こる。戦闘システムは特に荒削りな印象だ。